子どもの虫歯予防について
子どもの歯は、虫歯になりやすく、その進行も早いことから、積極的な対策が必要となり
ます。
まずはお家でも心がけてほしい習慣をお伝えします。
1 1日2回の歯磨きをする
・歯磨きは1日2回、特に就寝前に行うようにする。
・小さい子供は歯磨きの際必ず親が仕上げ磨きをしましょう。
2 おやつの時間はなるべく決め、だらだらと食べないようにする
ミュータンス菌は糖分を栄養にし、酸を作り、歯を溶かします。そのため、栄養源とな
る糖分をなるべく口の中に含めないようにしなければなりません。
例えば、ジュースや飴は口の中に長くとどまってしまうため、注意しなければなりません
。だらだらおやつを食べさせないために、短い時間で食べきれる量をおやつの時間に出す
ようにしましょう。
3 フッ化物を活用する
フッ化物は歯質を強くしてくれます。乳歯や生えたばかりの永久歯は、エナメル質の成
熟度が低いことから、虫歯になりやすくなっているため、フッ素による歯質の強化が必要
です。普段からフッ素入りの歯磨き粉を使うとともに、3~4ヵ月に1回は歯医者さんでの
フッ素塗布を受ける習慣を身に付けましょう。
4 定期検診に通う
定期健診では、歯磨き指導や食生活の指導、フッ素塗布などを行います。また、親では
気づきにくい初期の虫歯の発見をしてもらえます。初期段階の虫歯であれば、歯を削らず
に歯磨きを念入りに行う事で治療せずに済むことも多いです。
3~4か月に1回は歯科医院へ歯科検診を受けていただくのが理想です。